7月2日 OPEN

7月2日OPENします。ぬくもりのおうちには、<大きいおうち>と<小さいおうち>があります。対象年齢が0~2歳/2歳半~6歳でわかれています。

【これまでの経緯】
AMIの試験を終えたのが、1年前の6月(2023年6月)でした。それから、約1年間、作業を続けてきました。

床や壁、天井を直すところからのスタートでした。去年の夏は、まだモンテッソーリ施設とは言えない状況で、いわゆる工事現場でした。施設内はビニールシートやテープ、ペンキやノコギリなどがありました。猛暑の中、脚立にのぼって天井のペンキを塗っていたことを覚えています。上に登るとさらに暑くて暑くて、汗だくでした。それでも、教具の色がパっと映えるように、天井や壁を白くしようと頑張りぬきました。

床や壁の作業が終わると、次は、配置決めでした。モンテッソーリ教育3-6では、<日常生活の練習><感覚><言語><数>のエリアをつくります。玄関から入って、どこに何を設置するのかを決める作業です。水を使う活動が多い日常生活の練習では、水にアクセスしやすい位置にします。はじめは機械的に考えていました。家に帰って、ノートに間取り図をかいて、どこに何を置くか決めていました。しかし、それではしっくりきませんでした。そこで、やり方を変えました。一旦、頭だけで考えることをやめました。現地に行き、部屋の中をゆっくりと歩き回り、なんとなくの感覚で「この辺で座って作業したいから、机はここかな。」「ここは、落ち着かないから棚をおいてし切ろうかな。」「ここは庭も見えてゆっくりできそうだから、椅子をおいて読書スペースにしよう」…こんな具合に配置決めをしていきました。

配置が決まると、棚の中の教具を準備していきます。国際コースで作成した、<日常生活の練習><感覚><言語><数>のマニュアル(アルバムとよびます)を見ながら、1つ1つ必要なものを用意しました。Amazonで購入するもの、メルカリで見つけたもの、クリーマで注文したもの、お店に捜しにいったもの、自分で1から作成したもの…さまざまな方法で準備にはげみました。こちらはゴールはなく、今後も子どもたちの使っている様子をみて、補充したり、修正したりと続いていきます。

HP作成もしました。You Tubeでみながら、手を動かして、土台のテンプレートだけを2万円弱で購入して自分で作成しました。

インスタも作成しました。投稿を今後、頑張るつもりです。

そして、2024年6月~卒業したIMTC(国際モンテッソーリトレーニングセンター 福岡)で0-3ディプロマコース、3-6ディプロマコース共に新学期が始まります。その提出課題チェックのスタッフになることができました。これから約1年間、担当した学生の提出課題を拝見します。非常に勉強になる機会となりそうです。私自身も、AMIの0-3/3-6ディプロマ保持者として、学びつづけていきたいです。

自分でモンテッソーリ教育の空間を1から作るのは、大変ですが、非常に沢山の気づきがありました。例えば、「1歳半の子どもたちが洗濯できるような洗濯台を作ろう」とおもったときに、改めて「高さ」や「形状」などをどうすべきかを検討しなければならず、1歳半の子どもたちの理解が深まりました。

今後も、環境を用意していく中で、子どもたちへの理解を進めていきたいです。日々少しでも前に進めたらと思います。

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